【2022年完全版】廃車の手続きにはいくらかかる？費用を徹底解説

お役立ちコラム

2022.06.30

車の購入時ほどではありませんが、廃車にする際にもさまざまな費用がかかります。乗らなくなった車を処分するためにはいくらかかるのか？この記事では廃車の手続きにかかる費用についてわかりやすく・徹底的にご説明します。

「廃車にするのにもお金がかかるの？」「少しでも出費を抑えたい！」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。費用を抑えるためのコツについても解説しますので、車の処分に困られている方必見です。

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1.廃車の手続きにはお金がかかる！

廃車買取業者に依頼すれば０円になる！

結論として、廃車にするためには自分で各種手続きを進める場合（スクラップ自体は業者に依頼）もディーラーに依頼する場合も、数万円ほどかかります。

しかし、これを0円にする方法もあります。それは廃車買取業者に売却することです。車を買取ってもらうことで、廃車手続きの費用を浮かせることができます。好条件で売却できれば、手元にお金が残る可能性すらあります。

煩雑な廃車手続きもまるっとおまかせ！

さらに、廃車手続きを行う際にはさまざまな書類を用意したり、市区町村役場や運輸支局などに出向いたりする必要があって手間がかかります。場合によっては仕事を休まなければならないかもしれません。作成する書類の内容も煩雑で、間違いや不備があればやり直しになってしまう可能性もあります。

廃車買取業者に買取を依頼すれば、廃車に必要な手続きも一切不要。全部おまかせできます。手間も費用もかけることなく使わなくなった車を処分できる、賢い選択なのです。

廃車手続きの流れについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

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2.廃車の処分手続きにかかる費用相場を比較
～3つの処分方法～

	スクラップ業者	ディーラー	廃車買取業者	ジェイカーズ
引取費用	約1万円	約1万円	0円～1万円	0円
レッカー代	1万円～3万円	1万円～3万円	1万円～3万円	0円
解体費用	0～1万円	–	–	–
手続き代行費用	約1万円	2万円～3万円	0円～1万円	0円
買取価格	5千円～3万円	–	0円〜	2万円〜（1600㏄以上の場合）
特徴	・手続き代行× ・買取対応○ ・基本スクラップにされる	・手続き代行○ ・買取対応× ・スクラップ車の見極めが困難	・手続き代行○ ・買取対応○ ・スクラップ車の見極めに長けている

廃車にする方法は大きく分けて「ディーラーに依頼する」「廃車買取専門業者に買取ってもらう」「スクラップ業者に依頼する（自分で手続を行う）」の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
3つの処分方法の手続きの流れについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

①ディーラーに依頼～費用：3万円から6万円弱～

車の購入や整備をお願いしているディーラー（販売店）に依頼をする方法です。顔なじみの担当者がいるなら話しがしやすい、スムーズに新しい車に乗り換えられる（廃車後に新たに車を購入する場合）、手続きが大幅に楽になるといったメリットがあります。

一方で費用が高く、レッカー代なども含めると6万円近くかかる可能性もあります。ここでご紹介している3つの方法の中ではもっとも割高といえます。また、手続きの手間を省くことはできますが、それでもご自身でやらなければいけないこと（書類の準備など）もいくつかあるので、丸投げというわけにはいきません。

②廃車買取業者に買取してもらう～費用：0円！？～

廃車の買取を専門にしている業者に買い取ってもらうという方法です。一般的な中古車販売業者では買い取ってもらえない状態でも、廃車専門の業者なら買い取ってくれます。

廃車手続きは買い取った後に業者が行ってくれるので、面倒な手続きを行う必要はありません。すべて丸投げでOKです。出張査定や引き取りに対応している業者であれば、店舗に行く必要すらありません。廃車手続きに必要な費用は業者が負担してくれるため、0円で廃車にすることができます。

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③スクラップ業者に依頼（手続きは自分）～費用：2万円前後～

スクラップ業者で車の解体をしてもらった後に運輸支局でご自身が廃車の手続きを行う方法です。ディーラーに依頼する場合と比較すると若干費用を抑えることができます。

ただし、書類の準備や作成などをすべてご自身で行わなければなりません。運輸支局だけでなく市区町村役場へ書類を受け取りに行く、ローンが残っている場合は車の所有者（ローン会社や販売業者など）に連絡をしなければならないなど、非常に手間がかかります。また、ディーラーよりも費用が安くなるとはいえ、0円というわけにはいきません。

一時抹消登録と永久抹消登録の違いとは？

一時抹消登録

一時抹消登録とはその名の通り一時的に自動車を使えないようにする手続きです。再度ナンバープレートを取得すれば、またその車を使うことができるようになります。

自動車は登録されている限り自動車税などの税金がかかり続けます。たとえば長期出張や体調不良などでしばらく車を使う予定がない場合は、一時抹消登録を行うことで、税金をストップすることができます。その代わり、その期間に車を使用すると違法となってしまいます。また、一時抹消登録を行った後に永久抹消登録を行うこともできます。

車からナンバープレートを取り外し、必要書類を所管の運輸支局に持参して手続きを行うことで、一時抹消登録をすることができます。手続きが完了したら登録識別情報等通知書を受け取ります。これがあれば再度車を登録して使うことが可能です。運輸支局と同じ敷地にある自動車税事務所で自動車税申請を行うことで、自動車税をストップさせ、還付金を受け取ることができます。

永久抹消登録

永久抹消登録とはその車を永久に使えなくする方法です。引っ越しや免許返納などで今後車を運転しない方、運転する予定はあるけどその車に乗るつもりはない方、あるいは古くて中古車として売れない車や事故や故障などで自走できない車、不具合がある車を処分する際などはこの方法をとります。

永久抹消登録を行う際にはまずはスクラップ業者に解体してもらわなければなりません。解体作業後に業者から解体記録日と使用済自動車引取証明書、ナンバープレートを受け取り、その他の必要書類とともに運輸支局に出向いて一時抹消登録と同様に手続きを行います。ちなみに一時抹消登録では車を再度使用することを前提としているため、解体作業をする必要はなく、解体記録日と使用済自動車引取証明書も不要です。

やはり永久抹消登録に関しても自動車税事務所で手続きを行うことで、自動車税の還付を受けることができ、来年度からの納付をストップすることができます。

3.廃車の手続きにはどんな費用がかかるのか？

レッカー代

車が自走できてご自身でディーラーやスクラップ業者に持ち込めるのであれば、運搬に関する費用はかかりません。しかし、事故や故障などで自走できない場合、あるいは車検や自賠責保険が切れて法的に運転できない状態である場合はレッカー車で引き取ってもらう必要があります。概ね1～3万円かかり、廃車手続きにかかる費用の中でも大きなウェイトを占めます。

解体（スクラップ）費用

永久抹消登録を行う場合、車を解体しなければならず、解体（スクラップ）費用を支払わなければなりません。スクラップ業者の場合は0円～1万円、ディーラーの場合は廃車登録手続き代行費用（下記参照）として費用が発生します。運輸支局で廃車手続きを行う前段階で必要になる費用です。

事務手数料

スクラップ業者に解体を依頼して作業が完了すると解体報告記録日と使用済自動車引取証明書を受け取ります。これらの書類は運輸支局での手続きに必須です。

一般的にスクラップ業者で解体報告記録日と使用済自動車引取証明書を発行してもらうためには事務手数料が必要となり、相場は3,000円ほどです。一時抹消登録であればこれらの書類は必要ありませんが、その代わりに陸運支局で登録識別情報等通知書を発行してもらうために350円の手数料が必要となります。

廃車登録手続き代行費用

廃車登録手続きをディーラーもしくはスクラップ業者に依頼した場合は、その代行費用もかかります。スクラップ業者の場合は2千円～1万円、ディーラーの場合は若干割高で2万円～3万円が相場です。廃車手続きを依頼すればだいぶ楽になりますが、お金がかかるのがネックといえます。

リサイクル料金

自動車を廃車にする場合はリサイクル料金を支払わなければなりません。平成17年以降に新車として登録された車であれば、購入時にリサイクル料金を支払っているので、支払う必要はありません。それ以外の場合は1～2万円ほどかかります。

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まとめ

廃車手続きにはさまざまな費用がかかり、それらは決して安いものではありません。スクラップ業者にせよ、ディーラーにせよ、3万円以上の出費を見込んでおいたほうが無難です。また、特にご自身で廃車手続をするということになると、さまざまな手間がかかり、時間もロスしてしまいます。手続きの流れにご興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

ジェイカーズなら廃車を買い取らせていただき、手続きはこちらで行うので、費用は0円です。最低2万円の買取保証付きなので、売れないということはありません。対応エリア内であればご自宅まで査定・引取りに伺い、もちろん煩雑な手続きもすべてお任せいただけるので、時間を無駄にすることがないのも大きなメリットです。

車の処分でお悩みなら、ジェイカーズにご依頼ください。